世界遺産の拡張登録願い水路を清掃 一関・骨寺村荘園遺跡で

スコップで泥や枯れ草をかき出す参加者

 国の重要文化的景観に選定されている一関市厳美町の骨寺村荘園遺跡で15日、地元企業や地域住民らが水路を清掃した。世界遺産の拡張登録を目指す遺跡の景観保全に向けて汗を流した。

 本寺地区地域づくり推進協議会(五十嵐正一会長)、市水道工事業協同組合(千田好記理事長)、県建設業協会一関支部(須田光宏支部長)などから約170人が参加。約23キロの土水路に入り、スコップで泥や枯れ草をかき出した。

 環境保全活動は3団体を中心に2008年に始まり、今年で16年目。春と秋の年2回行っている。

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