インモービレが路面電車と衝突事故…肋骨骨折も命に別状なし

インモービレが交通事故 @Getty Images

ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレが、ローマで路面電車と交通事故を起こしたようだ。

33歳インモービレは16日に、ローマ市内を2人の娘を乗せて運転していたところ運行していた路面電車に衝突。目撃者によると路面電車が赤信号を無視し、インモービレのランドローバーSUVが突っ込んでしまったようだ。現場写真ではインモービレが乗った車の前方部分が完全に破壊されている衝撃的な内容が写されている。

病院に運ばれたインモービレは背中と肋骨にケガを負ったものの、同乗していた愛娘も含め幸いにも命に別状はなかった模様。メディアのインタビューに応じたインモービレは、「路面電車が赤信号なのに走ってきたんだ。腕が少し痛いけど、幸いにも僕は元気だよ」とコメントしている。ただ診断した医師によると2週間の安静が必要で、22日の第31節トリノ戦、30日の第32節インテル戦を欠場する可能性が浮上。ラツィオの担当者は声明で、「インモービレはこの事故で、脊椎が歪む外傷と右肋骨の複数箇所を骨折した。状態は良好で現在はローマ市内の大学病院で経過観察を続けている」と言及した。

ソレントでキャリアをスタートしたインモービレは、2009年にユヴェントスに加入後、トリノ、ボルシア・ドルトムント、セビージャなど複数クラブでプレー。2016年にラツィオに移籍すると持ち前の得点力が覚醒し、289試合で194ゴールを記録してクラブ最多得点者となっている。現在2位に位置しUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得は濃厚のラツィオだが、終盤にエースを欠くことになりそうだ。

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