ベリンガムは高すぎる…リヴァプールが争奪戦から撤退か

リヴァプールがベリンガム争奪戦から撤退か @Getty Images

リヴァプールはボルシア・ドルトムントのジェード・ベリンガムへの関心に終止符を打つようだ。イギリス各メディアが伝えている。

公式なコメントこそないものの、リヴァプールは1人の選手に1億ポンド以上(約166億円)を支払うのは今シーズンの調子を是正する最適な戦略ではないと考えている模様。今夏の移籍ウィンドウではチームの再編成に積極的に取り組む方針で、少なくとも新しいMFを2人を獲得するのを目標としている。

またユルゲン・クロップ監督も選手補強に触れており、賢いリクルートがフィールドのチャンスを向上させるだろうと言及。「来年私たちが何をしようとも、人々やメディアの視点からは決して十分ではないと言うだろう。だが賢明な補強によって私たちは間違いなく向上する。それが計画だ。24人変更して“さあ、やるぞ”とは言えないだろう。10人だってそうだ。ただ、スマートな変更は施さなければならない。そしてまたトライするんだ」と語っている。

一方でドルトムントはビッグマネーが獲得できるベリンガムの取引には前向きな姿勢を見せている。レアル・マドリードが高額な移籍金に難色を示す中、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーは獲得に乗り気になっており、さらにパリ・サンジェルマンもレースに参戦する模様。ただドルトムントはもう1シーズン19歳MFを引き留めるプランも検討していて、年棒150%増の1300万ポンド(約21億円)に1億3100万ポンド(約217億円)のリリース条項が含まれた新契約を用意している。

【動画】リヴァプールvsアーセナルの試合ハイライトはこちら

© 株式会社SPOTV JAPAN