74歳、まだまだ書く!ベテランSF作家『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚作品を執筆へ

SF作家ジョージ・R・R・マーティン(74)が、米HBOのテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚作品となる新スピンオフを執筆・製作する。

ジョージは、数々の賞を受賞した同シリーズや『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の原作『氷と炎の歌』の小説で知られている。The Wrapによると、現在『ア・ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ:ザ・ヘッジナイト(原題)』というタイトルの脚本と製作総指揮に着手しているという。アイラ・マーティンが共同で脚本と監督を担当する同作は、『ゲーム・オブ・スローンズ』で描かれた出来事の100年前が舞台となり、最終的には2013年に出版されたジョージの小説『ダンクとエッグの物語』に基づくことになるという。

同シリーズの公式のあらすじには、こう書かれている。「『ゲーム・オブ・スローンズ』が始まる1世紀前、ウェスタロスをさまよう2人の英雄がいた。若くてナイーブだが勇敢な騎士、サー・ダンカン・ザ・トールとその小柄な従者エッグだ。ターガリアン家が鉄の玉座を守り、最後のドラゴンの記憶がまだ生者の記憶から消えていない時代を舞台に、大きな運命、強大な敵、危険な冒険のすべてが、このありえないほどかけがえのない友人2人を待ち受けている」

ワーナー・ブラザースは12日にプレスや投資家向けに行ったディスカバリー・プレゼンテーションでこのプロジェクトを発表、また傘下にあったHBOマックスとディスカバリー+を統合したストリーミング・サービスを近い将来、マックスと呼ぶようになることも明らかにされた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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