「それな」連発!ギャルマインドで札幌市が広報戦略会議「ギャル式ブレスト」導入してみた

広報誌やテレビ・ラジオ、SNSなどで市政情報や札幌市の魅力を発信している札幌市総務局広報部では、若者への情報発信の方法の学びたい!との思いから「ギャル式ブレスト」を行ったんですって。「ギャル式ブレスト」って?なぜギャル?頭には “はてな”がいっぱい!調べてみましたよ~。

「ギャル式ブレスト」って?

「ギャル式ブレスト」とは、ギャルとのブレストを通して、組織内のコミュニケーション硬直化の改善・新規事業創出のためのマインドセット獲得をサポートするもの。

「ギャルマインドで世の中をアゲにする」ことをミッションに、さまざまな人の「ギャルマインド」(自分軸/直感性/ポジティブ思考)を引き出す組織「CGOドットコム」が独自に開発したもので、新たな可能性の「タネ」を発見、そしてカタチに落とし込むプログラムなんですって。

ギャルの直感的で忖度のないコミュニケーション方法を体験できるそう。

2日間で「ギャル式○○」体験してみた

「札幌市の新たな魅力を若者に届けるには?」をテーマに、1日目には札幌市の観光スポットを視察するギャル式街歩きを、2日目にはギャル式ブレストを行いました。

「ギャル式市街歩き」では、札幌市総務局広報部の皆さんとCGOドットコムのギャルたちが大倉山ジャンプ競技場・札幌市時計台・札幌テレビ塔を巡りました。

たとえば、大倉山ジャンプ上では「このジャンプ台の高さから滑り台したい~」「雪がレフ板みたいで映える」など、ギャル視点で見た新たな魅力をみつけることができたんだそう。

2日目には、ギャル式街歩きを踏まえてギャル式ブレストを行いました。
ワークでは、参加者がそれぞれ札幌市の観光大使に就任したと仮定し、PR施策における、札幌市の魅力を発信していく具体的なアイディアを創出していきました。

どのようなPR施策を打ち出すかを具体的に考えるワークでは、人気のゲームをモデルに、札幌の大きな魅力の一つである「雪」とデジタル技術を融合させ、市内をフィールドにした体感型アトラクションを作って楽しめないか、という案や、札幌の上質な雪をいつでも体験できる雪国体験スポットを作るなど、多種多様なアイディアが生まれたそうです。

参加者からは「こういうところがアゲポイントなんだと気づけた」「業務でも自分のアイデアを言いやすくなった」などの感想がありました。

ギャル式ブレストを行う過程で、ひとりひとりが、市民や若者の視点に立ち、札幌市のワクワクする未来の実現へむけて、自分起点でアイディアを考えていく力を身につけることができたようです。

札幌市の情報発信がこれからどう変わっていくのか…楽しみですね!

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