首位ナポリは下位ヴェローナ相手にドロー。インテルは5戦白星なしと不調に

セリエA 第30節 結果まとめ

ナポリはドローに終わるも、エースのオシムヘンがケガから復帰 ©Getty Images

4月14日から17日にかけて、セリエA第30節の10試合が行われた。

首位ナポリは降格圏に沈むヴェローナと対戦。UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグに向けて主力を温存した影響もあって攻めあぐねる展開となり、スコアレスドローに終わった。ケガで戦列を離れていたヴィクター・オシムヘンが後半途中から復帰し、クロスバー直撃のシュートを放つなど好パフォーマンスを見せたのが明るい材料となった。

2位ラツィオはアウェイでスペツィアと対戦。立ち上がりこそ苦しんだものの徐々にペースを握り、効果的に3点を積み重ねて3-0の完封勝利を収めた。ウディネーゼをホームに迎えた3位ローマも3-0で勝利を収めた。

CL準々決勝1stレグと2ndレグの狭間の試合となった4位ミランは、CLの1stレグから大幅にメンバーを入れ替えてボローニャと対戦。開始わずか32秒でニコラ・サンソーネに先制ゴールを奪われる苦しい展開となり、40分にトンマーゾ・ポベガのゴールで1点を返したものの、1-1の痛み分けに終わった。同様の状況にある5位インテルはホームでモンツァと対戦。勝利すれば先に試合を終えていたミランをかわして4位に浮上できる状況だったが、数多くのシュートを放ちながらも得点を奪えず、逆に78分にCKからゴールを決められ0-1で敗北。リーグ戦で直近5試合勝ち星なしと苦戦が続いている。

ユヴェントスはアウェイでサッスオーロと対戦。膠着状態の前半から後半は攻勢に出たが、64分にCKからゴールを奪われ、これが決勝点に。今シーズン初のリーグ戦連敗となった。

降格圏に沈むクレモネーゼはエンポリを1-0で下し、貴重な勝ち点3を獲得。最下位サンプドリアはレッチェとのアウェイゲームに1-1で引き分け、1ポイントを上積みした。トリノvsサレルニターナ、フィオレンティーナvsアタランタは、いずれも1-1の引き分けに終わっている。


[セリエA第30節]

クレモネーゼ 1-0 エンポリ
スペツィア 0-3 ラツィオ
ボローニャ 1-1 ミラン(試合ハイライトはこちら
ナポリ 0-0 ヴェローナ(試合ハイライトはこちら
インテル 0-1 モンツァ(試合ハイライトはこちら
レッチェ 1-1 サンプドリア
トリノ 1-1 サレルニターナ
サッスオーロ 1-0 ユヴェントス(試合ハイライトはこちら
ローマ 3-0 ウディネーゼ(試合ハイライトはこちら
フィオレンティーナ 1-1 アタランタ

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