Dバックスが集中打でカージナルスに勝利 ヌートバーはノーヒット

【ダイヤモンドバックス6-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

ダイヤモンドバックスは同点で迎えた7回表にケテル・マルテの2号ソロで勝ち越すと、さらに打線が繋がりこの回5得点。6対3でカージナルスを下して敵地での3連戦初戦を制した。ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーは6回被安打5、与四球0、奪三振3、失点1の好投で1勝目(2敗)をマークし、4番手のアンドリュー・チェイフィンが3セーブ目を記録。カージナルス先発のジャック・フラハティは2敗目(1勝)を喫している。

ナ・リーグ西地区首位に立つダイヤモンドバックスは1回表にマルテのタイムリーで先制に成功。しかし、カージナルスも先発のフラハティが2回以降0行進を見せると、6回裏にウィルソン・コントレラスのタイムリーで試合を振り出しに戻した。しかし、直後の7回表にダイヤモンドバックス打線が爆発。先頭マルテが勝ち越し弾を放つと、二塁打と四球でフラハティを降板に追い込む。カージナルスはこの場面で登板した2番手のアンドレ・パランテが相手打線の勢いを食い止めることができず、四球でピンチを広げると、ペイビン・スミスに1号満塁弾を許し試合を決められてしまった。

前日に同点弾を含む4出塁の活躍を見せていたカージナルスのラーズ・ヌートバーは「7番・中堅」でスタメン出場。セカンドゴロ、ショートゴロ併殺打、見逃し三振で3打数ノーヒットとこの日はいいところがなく、ダイヤモンドバックス投手陣に苦しめられた。今季成績は打率.200、1本塁打、2打点、1盗塁、出塁率.556、OPS1.056。3試合トータルの数字としてはまずまず順調なものとなっているが、この日は指名打者で出場したポジション争いのライバル、アレック・バーレソンが2号2ランを放つ活躍を見せており、ヌートバーもさらなるアピールを決めたいところだ。

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