完封劇のコールと2先発無失点のギャレンが週間MVPに選出!

日本時間4月18日、メジャーリーグ機構は2023年レギュラーシーズン3週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはゲリット・コール(ヤンキース)、ナショナル・リーグはザック・ギャレンが選出された。コールはキャリア2度目の受賞で、ヤンキース加入後初受賞。ヤンキースの投手としては2021年5月のコリー・クルーバー以来の選出となった。ギャレンは昨年9月以来キャリア2度目の受賞。両リーグとも投手が週間MVPを獲得するのは、ジョン・ミーンズ(オリオールズ)とウェイド・マイリー(当時レッズ)がともにノーヒットノーランを達成して受賞した2021年5月以来となっている。

現在32歳のコールは2試合に先発し、16回を投げて防御率1.13の好投で2勝をマーク。日本時間4月17日のツインズ戦では9回109球、被安打2、与四球1,奪三振10で圧巻の完封劇を見せていた。コールはこれで今季成績を4勝0敗、防御率0.95と堂々の成績。開幕から4登板で防御率0点台、奪三振30以上を記録するのはヤンキース史上初の快挙となった。

現在27歳のギャレンも2試合に先発し、13回2/3を投げて被安打わずか5、奪三振18で無失点と内容、結果ともに完璧なピッチングで2勝を記録。投球回はナ・リーグ週間トップ、奪三振数はメジャー全体で週間トップとなっている。日本時間4月11日のブリュワーズ戦で7回11奪三振無失点の好投で今季初勝利をマークすると、同17日のマーリンズ戦でも6回2/3を7奪三振無失点で連勝に成功。混戦のナ・リーグ西地区で首位に立つチームを牽引している。

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