日欧共催大会が1年越しに実現 比嘉一貴、蝉川泰果、石川遼ら出場

「マスターズ」に出場した比嘉一貴が今季初めて国内ツアーに参戦(撮影/増田高寛)

◇国内&欧州男子ツアー共催◇ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 事前情報◇PGM石岡GC(茨城)◇7039yd(パー70)

国内男子ツアーの第3戦が欧州ツアー(DPワールドツアー)との共催競技として20日(木)に開幕する。コロナ禍で日本ツアーの単独開催となった昨年の初回大会を経て、多くの海外選手を迎える。

144人のフィールドは欧州ツアーの有資格者91人に国内ツアーから45人が加えられる(推薦8人)。200万ドル(約2億6748万円)の賞金総額、34万ドル(約4547万円)の優勝賞金は日本ツアーのランキング加算大会としては現段階で今季最高。優勝者には両ツアーの2年シードが付与される。

日本ツアー単独開催だった昨年は桂川有人が初優勝(撮影/大澤進二)

前年大会でプロ初優勝を飾った桂川有人は米下部ツアーから参戦。メジャー初戦「マスターズ」以来の出場となる比嘉一貴のほか、星野陸也と岩崎亜久竜は昨季国内ツアーの賞金ランクで得た欧州ツアーの出場カテゴリーを本大会でさらに上げたい。

前週のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ ベトナム」で今季2勝目を逃した金谷拓実のほか、久常涼、堀川未来夢も帰国直後に出場する。「関西オープン」でプロ初優勝を挙げた蝉川泰果をはじめ、中島啓太、石川遼らは国内で連戦だ。

“旅人”川村昌弘が3年5か月ぶりに日本の試合でプレーする

「全米オープン」と「全英オープン」で2勝ずつした53歳のアーニー・エルス(南アフリカ)、昨年の「ザ・プレジデンツカップ」メンバー、クリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)は主催者推薦で参戦を決めた。

予選ラウンドで桂川はアドリ・アーナス(スペイン)と李昊桐(中国)。比嘉はハーバートとラファ・カブレラベロー(スペイン)。蝉川はベゾイデンハウトとロバート・マッキンタイア(スコットランド)。石川はニコラス・コルサーツ(ベルギー)とアントワン・ロズナー(フランス)。川村はエルスとラスムス・ホイゴー(デンマーク)と同組となった。

<主な出場予定選手>
桂川有人、ホルヘ・カンピージョ、マルセル・シーム、ロバート・マッキンタイア、ルーカス・ハーバート、ショーン・ノリス、アーニー・エルス、クリスティアン・ベゾイデンハウト、比嘉一貴、チャン・キム、今平周吾、宮里優作、堀川未来夢、石川遼、蝉川泰果、谷原秀人、星野陸也、河本力、片山晋呉、金谷拓実、中島啓太、川村昌弘

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