夏主任、「反対=民主」ではない

国務院香港マカオ弁公室の夏宝竜・主任は引き続き香港での視察を行い、4月16日に立法会議事堂を訪れて議員全員と交流し昼食会に出席した。17日付香港各紙によると、夏主任は午前10時ごろに立法会議事堂に到着。車のメディアに手を振り、李家超・行政長官と中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の鄭雁雄・主任らが同行していた。議事堂前では外国人が1人、請願活動を行おうとしたが警官に止められた。議員らとの交流と昼食会は3時間余りにわたった。夏主任は今回初めて立法会を訪れたことに触れ、中央高官が立法会で議員と対話したことを「歴史的」と形容。立法会は政府と「良政善治」を達成せねばならず、過去のような議事妨害や目を引こうとすることばかりしてはならず、「反対することが民主だと思ってはいけない」と述べ、中国本土のように民主は協商できると指摘した。また過去数年のような立法会の混乱は二度と発生させてはならないと述べ、議員らに団結を求めた。

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