カマタマーレ讃岐の「新しい練習場」、今秋開業に向けクラブハウスの建設もスタート!今はこんな感じ

今年でJリーグ参入10年目を迎えるカマタマーレ讃岐。

2019年からはJ3を戦っており、昨季の順位は17位。しかし、今季はここまで3勝2分2敗と白星が先行しており、16日には勝点で1ポイント差の愛媛FCをホームのPikaraスタジアムに迎えた。

今季初の「四国ダービー」はお互いに決定機を作り出しながらもGKの好守などでスコアレスドローに終わった。

そんな讃岐の新しい練習場の建設が進んでいる。今年3月にはクラブハウスが着工し、岡山放送(OHK)がその様子を伝えている。

讃岐は2021年12月、香川県西部の三豊市と「三豊市宝山湖公園におけるスポーツを核とする地域活性化に関する協定」を締結。

同協定は、宝山湖公園を拠点に、スポーツを核として地域の活性化および未来を担う人材育成を目指すとともに、カマタマーレ讃岐が地域をけん引するスポーツチームへ成長することを目的としている。

この協定に基づき、「宝山湖ボールパーク夢いっぱいプロジェクト」がスタートした。

宝山湖公園の場所はここ!

香川用水調整池は、高知県、徳島県を流れる吉野川からとり入れた水を貯留し、渇水時や事故時に香川県の水道用水とし利用するため建設された施設。グラウンド自体は航空写真との通りすでに存在していたが、今回のプロジェクトにより立派な“ボールパーク”として生まれ変わる。

グラウンドの改修工事は完了しており、残すは2面の天然芝の養生とクラブハウス建設のみ。

クラブハウスは今年9月に完成し、グラウンドとあわせて、10月から使用が開始されるという。讃岐はその時期まで何とか上位争いをし、新練習場のオープンをJ2昇格に向けた起爆剤にしたいところだ。

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カマタマーレ讃岐の次戦は4月29日(土)、ヴァンラーレ八戸とホームで対戦する。

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