札幌・円山公園 減りゆくサクラ 117本最盛期の3分の2 日照不足で病気に…伐採

 統計史上最も早く桜前線が北上する中、22日から4年ぶりに花見宴会が解禁される札幌市中央区の円山公園。サクラの名所として知られ、新型コロナ禍前の花見時期は5万人前後の客でにぎわった。だが、肝心のサクラの木は最盛期に比べ3分の2程度に減り、花見エリア付近では現在117本。病気などで伐採が必要になる木が毎年出るためだが、そこには円山公園ならではの要因があるという。理由を探った。

© 株式会社北海道新聞社