今、プレミアリーグの「最強ドリブラー」5選手

世界最高のレベルを誇るコンペティションと言えるイングランド・プレミアリーグ。下位チームに至るまで各国のスターが在籍し、常に激しい試合が繰り広げられている。

今回は『FOTMOB』から、プレミアリーグでもっとも1試合あたりのドリブルの成功数が多い選手たちをご紹介しよう。

ジャック・グリリッシュ

クラブ:マンチェスター・シティ

ドリブルを選ぶ率:62.1%

90分あたりのドリブル成功数:2.1回

マンチェスター・シティでようやく本領を発揮しつつある1億ポンドの男ジャック・グリリッシュ。ドリブルを選ぶ率はこの6人の中ではトップで、積極的な仕掛けによって成功数を稼いでいる。

ちなみにドリブルを選ぶ率のトップはクリスタル・パレスのエベレチ・エゼで、彼は64%に達している。

三笘薫

クラブ:ブライトン

ドリブルを選ぶ率:53.9%

90分あたりのドリブル成功数:2.3回

ランキング上位の中でもドリブラーとしてのインパクトは最大級の三笘薫。特に今年に入ってからはブライトンの左サイドで躍動を続けており、プレミアリーグのディフェンダーを恐怖に陥れている。

ドリブルを選ぶ確率もドリブル成功数も決して突出してはいないものの、一つ一つのプレーが非常に記憶に残るものだ。

ガブリエウ・ジェズス

クラブ:アーセナル

ドリブルを選ぶ率:50.6%

90分あたりのドリブル成功数:2.4回

意外なところでプレミアリーグトップクラスの数字を残しているのがガブリエウ・ジェズス。怪我もあって好調アーセナルに最大限貢献したとはいいがたいシーズンになっているが、出場すれば存在感を見せている。

特にこのところはリーズ戦、リヴァプール戦、ウェストハム戦と好パフォーマンスを見せており、これからシーズン終盤に至るにあたって重要な選手になりそうだ。

アダマ・トラオレ

クラブ:ウォルヴァーハンプトン

ドリブルを選ぶ率:58.0%

90分あたりのドリブル成功数:2.8回

今季はあまり話題にならなくなっているが、それでもプレミアリーグで屈指の重戦車ムキムキウインガー。ウォルヴァーハンプトンが調子を落としているにもかかわらず、ドリブル成功数は屈指の数字に。

ドリブルを選ぶ確率も58%に達しており、仕掛けに対する積極性が証明されている。ただ2ゴール1アシストというのはかなり寂しい数字だ…。

アラン・サン=マクシマン

クラブ:ニューカッスル

ドリブルを選ぶ率:60.3%

90分あたりのドリブル成功数:4回

圧倒的な数字になっているアラン・サン=マクシマン。ハムストリングの負傷によって今季はまだ20試合にしか出場できていないものの、ピッチに出ればその圧倒的なドリブル突破で守備陣を切り裂く。

若い頃はメンタル面やプロフェッショナリズムに問題があって気まぐれな選手…とも言われたものの、20代なかばになってようやく落ち着いてきた。現在はインテルなどから関心を受けていると言われる。

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ちなみにトップ10のランキングに入っているのはこの他にエベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)、エマニュエル・デニス(ノッティンガム・フォレスト)、セク・マラ(サウサンプトン)。エリオット・アンダーソン(ニューカッスル)、マルクス・タヴェルニエ(ボーンマス)である。

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