4年ぶり2万発打ち上げ 栃木・小山の花火 7月に通常開催

コロナ禍前の2019年、通常開催された小山の花火

 栃木県小山市最大の夏の風物詩「第71回小山の花火」が7月30日、観晃橋下流の思川河畔を会場に、4年ぶりに通常開催される。おやまサマーフェスティバル2023実行委員会が主催。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、20年は中止、21、22年は複数箇所での分散型開催となった。

 通常開催した19年は県内外から約45万人が訪れ、約2万発の花火を楽しんだ。今年も同数の花火の打ち上げを見込む。

 これに伴い、実行委は5月31日まで花火の協賛者を募集する。個人協賛は1口2千円で、市商業観光課や市観光協会、小山商工会議所などで受け付けている。

 実行委の大森武男(おおもりたけお)委員長(79)は「まずは安全対策をしっかりとして、来場者に楽しんでもらえるよう準備を進めていく」と意気込んでいる。

(問)同課0285.22.9273。

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