きょう（木）午後も晴れる地域が多く、西・東日本や東北南部で25℃以上の夏日の所が多い見込み。内陸や日本海側を中心に、時季外れの高温となるため、体調管理に注意が必要だ。一方、昨夜から大雨となっている沖縄・奄美は、引き続き大雨のおそれがある。この方面は、土砂災害や低地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意が必要だ。
真夏日の可能性も
暖気の流れ込みや日射の影響で、きょう（木）は全国的に平年の気温を上回る見込み。午前中から気温の高い地域が多く、場所によっては明らかに湿気の多さを感じるくらいとなっている。昼過ぎにかけてはさらに気温が上がり、本州は内陸を中心に今年初めて30℃以上の真夏日となるかもしれない。また、東京都心で26℃まで上がるなど、今年一番の暑さとなる所がありそうだ。意識的に水分補給や休息を心がけるなど、体調管理に注意したい。
一方、前線や湿った空気の影響で、沖縄・奄美は大気の不安定な状態が続いている。雨の降り方が小康状態となっている所でも、今後は再び発達した雨雲が広がり、局地的に非常に激しい雨が降る見込み。雨雲の発達程度によっては、再び大雨警報が発表される可能性がある。すでに4月としては記録的な大雨となっている所があるため、今後の雨の降り方には十分な注意が必要だ。
気温下がる
あす21日（金）も、関東から西の太平洋側は、気温が平年を上回る見込み。一方、日本海側は午前中に一部で雨が降り、次第に北寄りの風に変わって気温が下がり始めそうだ。
土、日にかけては、太平洋側でも気温はそれほど上がらず、朝晩は内陸を中心に空気が冷える見通し。来週火曜日ごろは、東・西日本で雨が降る予想だが、気温が平年を下回るため、各地とも冷たい雨となりそうだ。
（気象予報士・高橋和也）[
](https://support.yahoo-net.jp/voc/s/news-article-report?id=https%3A%2F%2Fnews.yahoo.co.jp%2Farticles%2Ff239a90feb2762e4853b44ac2076660f09c7230d,%E6%9C%AC%E5%B7%9E%E3%81%A7%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E5%88%9D%E3%81%AE30%E2%84%83%E8%B6%85%E3%81%8B%E3%80%80%E4%BD%93%E8%AA%BF%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%82%92%E3%80%80%E9%80%B1%E6%9C%AB%E3%81%AF%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%9A%84%E3%81%AB%E6%B0%97%E6%B8%A9%E4%B8%8B%E3%81%8C%E3%82%8B,%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97)
