“カジュアル服”シップス、埼玉の「衣類バンク」にキャミソールなど寄贈 困窮の子たちへ200点も用意

県社協の上木雄二副会長(右)から感謝状を受け取るシップスの原裕章副社長=東京都中央区のシップス本社(県社協提供)

 カジュアルウエアなどの販売を展開するシップス(東京都中央区銀座、三浦義哲社長)は、埼玉県社会福祉協議会(県社協、山口宏樹会長)が県社会福祉法人社会貢献活動推進協議会と共同実施している「衣類バンク事業」に、シャツ、トレーナー、キャミソールなど約200点を寄贈し、同本社で県社協から感謝状が贈られた。

 感謝状贈呈には同社原裕章副社長、高梨勝央管理本部広報・サステナビリティ推進担当主務が出席。県社協の上木雄二副会長が「生活に困窮している子どもたちの未来のために多大な貢献をされた」とお礼を述べ感謝状を手渡した。原副社長は「必要な世帯への支援に役立ててください」と話した。

 県社協は「自宅に眠っている子ども服で新品や未使用のものがあれば、ぜひ寄付してほしい」と呼びかけている。

 問い合わせは、県社協生活支援課(電話048.822.1249)へ。

© 株式会社埼玉新聞社