2年間で2200万円過大請求 コロナ関連業務で掛川市に 委託業者が内部調査を報告=静岡

静岡県掛川市が、新型コロナウイルスワクチン接種に関するコールセンター業務などを委託していた業者から、2年間で約2200万円の過大請求を受けていたことが、4月19日に分かりました。

掛川市が業務委託をしていたのは、近畿日本ツーリスト静岡支店です。市は2021年3月から、この委託業者に新型コロナワクチン接種に関する問い合わせや接種会場の予約を受け付けるコールセンターと、集団接種会場の運営を委託しています。

市によりますと、19日に委託業者から、令和3年度と4年度の2年間で、コールセンター業務の部分で約2200万円の過大請求があったと報告を受けたということです。

過大請求は委託業者の内部調査で発覚したということで、詳細については委託業者が調査中だということです。

市は現在、健康医療課の職員がコールセンターでの委託業者スタッフの様子を常に監視できる体制をとるとともに、電話の受け付け状況などをモニターで管理しているということです。

掛川市役所

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