大型客船の受け入れ準備着々と 宮古・外国人向け標識を設置

外国人向けの案内標識を取り付ける商店街関係者ら

 宮古港に22日寄港する大型客船ダイヤモンド・プリンセス(約11万6千トン、乗客定員約2700人)の受け入れ準備が着々と進んでいる。20日は宮古市中心部で、商店街関係者らが外国人向けの案内標識を設置。新型コロナウイルス流行後初となる外国客船の再訪を地域の活力につなげようとおもてなしに熱が入る。

 色と番号で現在地や目的地を把握できる案内標識「カラーストリート」を、宮古観光文化交流協会が用意。夏のような日差しが注ぐ中、商店街関係者や市職員らと交差点43カ所に設置した。

 4年ぶり2回目の寄港となるダイヤモンド・プリンセスの乗客は8割以上が外国人。市内を散策しやすいようマップも作成し、消費活動の活発化を狙う。

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