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かんぴょう卸の野沢商店(上三川町多功、野沢道夫(のざわみちお)社長)は、健康志向の商品として、かんぴょう粉やイチゴのあんを使ったカステラ焼き「かんぴょうといちごのレボリューション」を発売した。
カンピョウを実のまま乾燥させて製粉したかんぴょう粉をカステラ生地に練り込んだ。あんには、本県オリジナル品種「とちあいか」のピューレを使った。「いちごあん」のほかに、こしあんも味わえる。
かんぴょう粉は食物繊維が豊富に含まれ、国際医療福祉大の教授らの研究によると、糖の吸収を抑え生活習慣病予防などに効果的とされた。健康志向の高まりを踏まえ、菓子製造に参入した印刷業ビクトリア(宇都宮市宝木本町、山野井健(やまのいけん)社長)と共同開発した。
1箱にいちごあん、こしあん各4個入り。価格は864円。県内の道の駅などで販売している。