【連休天気】札幌・仙台・東京・大阪・広島・福岡… ゴールデンウィーク全国的にくもりや雨の日多め その理由は

まもなくゴールデンウィークがやってきます。今年は旅行の計画を立てている方も多いかもしれません。そんな連休の天気ですが、全国的に曇りや雨の日が多い可能性があります。

きのう(20日)、気象庁が発表した1か月予報です。それによると、この先1か月間の降水量は平年に比べると全国的に多くなる可能性が予想されています。その理由は、日本に近い場所に前線が停滞しやすいことが予想されるためです。

きのう(20日)、日本のはるか南の海上で台風1号が発生しましたが、日本の南ではだんだんと夏の高気圧が勢力を強め、夏モードとなりつつあります。

一方で、1か月予報をみると、大陸からは冷たい空気が日本付近に南下しやすい傾向が予想されています。

日本に近い南の海上には平年に比べて気圧が低いエリアが予想されています。ここは夏の高気圧と冷たい空気との境目付近にあたり、この場所で前線ができて停滞しやすくなります。連休の期間中は全国的にくもりや雨の日が多くなる傾向が予想されています。

西日本では、近畿や中国・四国、九州ではくもりや雨マークが目立ちます。また、那覇では晴れのマークが1つもありません。

東日本や北日本も天気は周期的に変わり、くもりや雨のスッキリしない天気が目立つ予想となっています。

まだ1週間以上の先の予報なので、連休のどの日に雨が降るかについては当然ブレ幅があります。ただ、連休の全体的な傾向としては、平年よりも曇りや雨の日が多くなる可能性があることはいえそうです。

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