全長120mの巡視船「おおすみ」引き渡し 海域の取り締まりや海難救助を

大型の巡視船「おおすみ」が完成し、建造した造船会社、三菱重工マリタイムシステムズの玉野本社工場で引き渡し式が行われました。

こちらが海上保安庁に引き渡された巡視船「おおすみ」です。

船には海上保安庁の旗が掲げられました。

(海上保安庁/勝山潔 総務部長)
「わが国周辺海域を巡る情勢が緊迫化する中で国民の皆さまの負託に存分に応えるべく業務にまい進していただきたい」

「おおすみ」は全長120m・総トン数3500tです。鹿児島海上保安部に配属され周辺海域での取り締まりや海難救助に当たります。

船には火事が起きた際などに使用する遠隔放水銃や40mmの機関砲などが搭載されています。

「おおすみ」は有事の際には尖閣諸島周辺での任務にもあたるということです。

© 株式会社瀬戸内海放送