カブスがドジャースに大勝 スマイリー快投、鈴木誠也2安打2打点

【ドジャース0-13カブス】@リグレー・フィールド

カブスは17安打13得点と打線が爆発し、先発のドリュー・スマイリーが7回までパーフェクト投球を続けるなど、7回2/3を投げて被安打1、奪三振10、無四球、無失点という素晴らしいピッチングを披露。ドジャースに13対0で快勝し、敗れたドジャースは再び借金1となった。快投を見せたスマイリーは2勝目(1敗)をマーク。ドジャース先発のフリオ・ウリアスはカブス打線に打ち込まれ、4回途中7安打5失点で2敗目(3勝)を喫した。

カブスは初回に鈴木誠也の2点タイムリー二塁打で先制すると、その後もコディ・ベリンジャーの5号ソロ、トレイ・マンシーニの2号ソロ、パトリック・ウィズダムの9号3ラン、ニコ・ホーナーの1号3ランなど、先発のスマイリーを猛烈に援護。そのスマイリーは7回までドジャース打線をパーフェクトに抑える快投を続けていたが、完全試合への挑戦は意外な形で終わりを迎えた。

8回表先頭のデービッド・ペラルタの打球がボテボテの当たりとなり、スマイリーが打球を処理しようとしたところに女房役のヤン・ゴームスが激突。これが内野安打となってパーフェクト投球が終了し、スマイリーは続く2人を抑えて球数が100球を超えたところでマウンドを降りた。試合後、ゴームスは「穴があったら入りたいよ」とコメント。スマイリーは「難しいプレーだった。僕たちは2人とも必死だったんだ」と女房役を擁護した。

鈴木は「4番・右翼」でスタメン出場し、レフトへの2点タイムリー二塁打、見逃し三振、センターへのヒット、レフトライナー、四球で4打数2安打2打点1四球。連続試合安打を4に伸ばし、今季の成績は打率.370、出塁率.485、OPS1.004となっている。

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