西郷真央が猛チャージで3アンダーに急浮上 畑岡、古江、渋野は決勝ラウンドへ

3アンダーまでジャンプアップした西郷真央(撮影/村上航)

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 2日目(21日)◇ザ・クラブatカールストン・ウッズ ジャック・ニクラスシグネチャーC (テキサス州)◇6884yd(パー72)

今季メジャー初戦は悪天候とコースコンディション不良によりスタートが2時間遅れ、31人が第2ラウンドを完了できず日没サスペンデッドとなった。

2020年「全米女子オープン」優勝のキム・アリム(韓国)が8バーディ、1ボギーのベストスコア「65」をマークし、通算8アンダー暫定首位に浮上した。

2月「ホンダLPGAタイランド」で初優勝のリリア・ヴ、メーガン・カンが1打差の7アンダー。世界ランキング2位のネリー・コルダ、21年大会覇者のパティ・タバタナキット(タイ)が6アンダーで続く。

3ホールを持ち越した初出場の西郷真央はボギーなしの5バーディと猛チャージ。初日73位から3アンダー暫定17位と日本勢最上位までジャンプアップして長丁場の3日目に臨む。

畑岡奈紗が「72」で2アンダー。1打差2位から出た古江彩佳は「75」とスコアを落として1アンダーに後退。渋野日向子は2バーディ、2ボギーと2日続けて「72」をそろえ、イーブンパーで決勝ラウンド進出を確実とした。

2オーバーの勝みなみは、カットラインまであと1打で予選通過は後続のプレー次第。西村優菜は2オーバーから5ホール、アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は3オーバーから3ホールに突破をかける。

笹生優花は前半13番(パー5)から4連続ボギーをたたくなど「75」と3つ落とし、5オーバーで予選落ちが確実となった。

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