ブルージェイズがヤンキースを破る 菊池6回4安打1失点で3勝目

【ブルージェイズ6-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ブルージェイズは初回にブラディミール・ゲレーロJr.の4号2ランで先制すると、先発の菊池雄星が6回4安打1失点の好投を披露。6回表と8回表に2点ずつを追加し、敵地でのヤンキース3連戦の初戦を6対1で制した。ヤンキース打線を相手に安定したピッチングを見せた菊池は3勝目(0敗、防御率3.80)をマーク。ヤンキース先発のドミンゴ・ヘルマンは2本のアーチを浴び、6回5安打4失点で2敗目(1勝)を喫した。

ブルージェイズは初回先頭のジョージ・スプリンガーが二塁打でチャンスを作り、一死後にゲレーロJr.の4号2ランで先制。2回裏にオスワルド・カブレラの1号ソロで1点差に詰め寄られたが、6回表二死1塁からブランドン・ベルトに移籍後初アーチとなる1号2ランが飛び出し、貴重な追加点を奪った。7回裏を2番手のエリック・スワンソンが三者凡退に抑えると、8回表にベルトの2点タイムリー二塁打でダメ押し。8回裏を3番手のトレバー・リチャーズ、9回裏を4番手のイミ・ガルシアが無失点に抑え、6対1で勝利した。

菊池は初回先頭のアンソニー・ボルピーにヒットを許したものの、後続3人を打ち取ってまずまずの立ち上がり。2回裏二死からカブレラにソロを被弾し、さらに1・2塁のピンチを背負ったが、ボルピーをサードゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けた。3回以降は盗塁死や併殺もあり、4イニングを最少打者数の12人で無失点。6回90球を投げて被安打4、奪三振3、与四球2、失点1という安定したピッチングで開幕3連勝となった。

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