レイズが逆転サヨナラ勝ち 開幕20試合連続本塁打のタイ記録も樹立

【ホワイトソックス7-8xレイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは2点ビハインドで迎えた9回裏、まずはクリスチャン・ベサンコートの4号ソロで1点差に迫ると、続くヤンディ・ディアスがヒットで出塁し、ブランドン・ラウが6号逆転サヨナラ2ラン。開幕20試合連続本塁打のメジャータイ記録を樹立したチームらしい攻撃で劇的な勝利を収めた。レイズ6番手のケビン・ケリーが2イニングを1安打無失点に抑えて2勝目(0敗)をマーク。ホワイトソックス5番手のレイナルド・ロペスは一死も取れず2敗目(0勝)を喫した。

レイズは初回にジョシュ・ロウの2点タイムリー二塁打とハロルド・ラミレスの4号2ランで4点を先制。これで開幕から20試合連続で本塁打が飛び出したことになり、2019年マリナーズのメジャー記録に並んだ。ところが、2回表に3本のタイムリーで1点差に詰め寄られ、3回表にも2つの押し出し四球などで3点を失って2点を追う展開に。4回表にエロイ・ヒメネスの1号ソロでさらにリードを広げられ、4回裏にディアスのタイムリーで1点を返したが、5対7と2点ビハインドのまま最終回を迎えた。

クローザーのリアム・ヘンドリックスを欠くホワイトソックスは、2点リードの9回裏に5番手のロペスを投入したが、レイズは先頭のベサンコートが4号ソロを放ち、6対7と1点差に。ディアスがヒットで続き、ラウがライトスタンドへ6号2ランを叩き込んで劇的な逆転サヨナラ勝ちとなった。これで今季ホームでは負けなしの11連勝。1900年以降の近代メジャーでは、2009年ドジャース(13連勝)、1911年タイガース(12連勝)に次ぐ3位タイの記録となっている。

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