1月に横浜F・マリノスからセルティックに移籍した岩田智輝。
新天地では、10試合で計330分ほどしかプレーしていない。
ただ、Jリーグ時代から彼を知るアンジェ・ポステコグルー監督は会見の席でこう述べていた。
「彼のことはよく知っている。以前、彼の監督をしたことがあるからね。
智輝は本当に意志が強く、決断力のある選手。ベストを尽くそうとしてくれる。
彼をここに連れてくる前から、我々にとってプラスになることは分かっていた。
選手たちに聞けば、全員が同じことを言うだろう。彼はとんでもなく練習するやつだと。
ただ、彼にはクオリティもある。我々の中盤に違うものをもたらしてくれる。
彼は少しハイブリッドだ。一見、守備的MFに思えるが、ウィングバックでスタートし、前に出ることを許された3バックの一角になったという経歴がある。
彼はとてもつもない走力があり、とても強いし、機動力もあり、ボールテクニックも抜群だ。
もっと適応すれば、成長し続けるはずさ。他の選手たちとは全く異なる役割を果たす選手になるだろう」
「彼に与えるプレータイムについては少し慎重になっている。
なぜなら、昨年はアジアでのシーズンをフルに闘った選手たちに負荷をかけすぎたことが損害になったことを覚えているからだ。
彼を楽にすることは、彼がシーズンをしっかり締めくくることになる。
どんな試合が残っていても、彼はベストを尽くしてくれるだろう。
その後、彼は我々のもとでフルのプレシーズンを過ごし、来季に備えることができる」
マリノス時代に指導した岩田のことは熟知しているポステコグルー監督はその資質を大絶賛。
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ただ、春秋制のアジアリーグをプレーし終わった後に欧州移籍した選手たちの起用には配慮していると説明していた。