多くの日本人選手を保有するセルティックは、今季のスコットランドリーグで破壊的な強さを見せつけている。
32試合で30勝1分1敗と首位を独走しており、102得点・24失点はどちらもリーグ1位だ。
それだけに無敗優勝を達成した2016-17シーズンのチームと比較する声もある。
そうしたなか、かつてレンジャーズのエースだったクリス・ボイドは、『The Scottish Sun』のコラムでこう綴っていた。
「今季のセルティックがインビンシブルウズ(2016-17シーズンのセルティック)より上か下かを議論するのは難しい。ただ、やってみよう。
ピッチ上のナンバー1ポジションはいつだってストライカーだ。
古橋亨梧よりもムサ・デンベレのほうが才能のある選手であることに疑いの余地はない。
2人はプレースタイルが違うし、デンベレが今のセルティックにフィットするかも分からない。
亨梧のほうがよく働くし、あの動きは素晴らしいよ。
でも、同じFWとして、自分のチームに欲しい選手を聞かれたら、デンベレになるだろう。
亨梧を否定するつもりはないが、デンベレには威厳があった」
「それでも、(セルティック史上でいえば?)デンベレも亨梧もストライカーとして4~5番手に過ぎないだろう。
当然、ヘンリク・ラーションが真っ先に書かれる名前だ。クリス・サットンとジョン・ハートソンよりも前に2人を置くこともできない。
“ビック・ジョン”はセルティックで100ゴール以上を決めた素晴らしい選手だった。ただ、ベンチにいることも多かった。
ラーションに聞けば、サットンが自らの成功において大きな役割を担ったと言うはずさ。彼は非常にクレバーな選手で、どんなチームでも財産になったはずだ」
2016-17シーズンのセルティックのエースFWはフランス人のムサ・デンベレだった。ボイドは才能的には古橋よりも彼のほうが上だと感じているようだ。
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ただ、2人ともラーションやサットン、ハートソンらには及ばないとのこと。