朝井リョウ著『正欲』が5月29日に待望の文庫化! 柴田錬三郎賞、本屋大賞ノミネートの話題作が新潮文庫に登場

「読む前の自分には戻れない」と話題沸騰、15万部を突破した朝井リョウの文庫最新刊『正欲』が5月29日に発売される。 これは共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 第34回柴田錬三郎賞受賞、本屋大賞ノミネート、ダ・ヴィンチプラチナ本OF THE YEAR 2021年選出など、文壇および読者からの圧倒的支持を受け、今年映画化も決定した話題作・朝井リョウ『正欲』。このたび新潮社にて待望の文庫化となる。 15万部突破のベストセラーであり、「読む前の自分には戻れない」と読者騒然の話題作、朝井リョウ『正欲』が5月29日に新潮社から文庫化されることが決定。ある人物の死をきっかけに、まったく違う境遇だった人生が重なり始める。だがその繋がりは、“多様性を尊重する時代“にとって不都合なものだった──。 本作は第34回柴田錬三郎賞を受賞。読者や書店員からも熱い支持を受け、本屋大賞にノミネート、さらにダ・ヴィンチプラチナ本OF THE YEAR 2021年にも選出されている。各種ネット書店でも予約が開始されている。

【『正欲』あらすじ】

自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな──。 息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。 だがその繫がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった。 読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。

【朝井リョウ コメント】

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生きることと死ぬことが目の前に並んでいるとき、生きることを選ぶきっかけになり得るものをひとつでも多く見つけ出したくて、書きました。

【著者紹介:朝井リョウ】

岐阜県生まれ。小説家。

『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。

『何者』で第148回直木賞、『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞、

『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞。

ほかの著書に『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』などがある。

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