「メジャーの厳しさ感じた」馬場咲希は2打足りず予選落ち 次戦サロンパス

日が昇る前から練習開始(撮影/村上航)

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 3日目(22日)◇ザ・クラブatカールストン・ウッズ ジャック・ニクラスシグネチャーC (テキサス州)◇6884yd(パー72)

アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は持ち越した3ホールでスコアを伸ばせず、通算3オーバー80位で予選落ちとなった。

再開3ホールで伸ばせず(撮影/村上航)

再開ホールの16番をパーで終えると、17番(パー3)でパーオンに失敗してボギー。最終18番(パー5)でバーディを取り返したが、予選通過には2打足りなかった。「ショットが悪かったので、パーを獲るのに必死なゴルフだった。サスペンデッドも初めてで、メジャーの厳しさを感じました」と悔しい2日間を振り返った。

今季メジャー初戦は悔しい結果に(撮影/村上航)

米女子ツアー出場はこれで3試合目。昨年「全米女子オープン」は日本人アマとして8年ぶりに予選通過を果たして49位、予選カットなしの今年2月「ホンダLPGAタイランド」は34位だった。3週前に「オーガスタ女子アマ」(5位)をプレーし、そのまま翌週の4月6日に始まった「マスターズ」を観戦。その後は近隣のコースを回って1週間のオープンウィークを過ごしてメジャー初戦を迎えていた。

帰国して国内メジャーに出場(撮影/村上航)

「全米女子アマ」優勝の資格で7月「全米女子オープン」と「アムンディ エビアン選手権」、8月「AIG女子オープン」とさらに海外メジャー3試合が控える一年。いったん帰国し、初出場となる国内メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」(5月4日~/茨城GC西コース)に臨む。「ショットが散らばっているのを修正できたらと思います」と切り替えた。(テキサス州ザ・ウッドランズ/谷口愛純)

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