なぜハーランドではなくマフレズがPKを蹴ったのか グアルディオラ監督が説明

マンチェスター・シティは23日に行われたシェフィールド・ユナイテッドとのFAカップ準決勝に3-0で勝利した。

全3ゴールを叩き出したのは、リヤド・マフレズ。前半43分のPKもアーリング・ハーランドではなく彼が蹴った(動画3分43秒)。

シティはPK成功率の低さが問題になっており、ハーランドは先日のCLバイエルン戦で失敗したほか、マフレズも今季2度失敗している。

試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、PKキッカーについてこう話していた。

「通常、私が決めることはない。誰がキッカーなのかを言うことはない。

ともにプレーする時にはお互いで話し合う。彼らがゴールしている限りはそれで構わないさ。

我々は分かっている、特にCLで何度もPKを失敗して、敗退になってきたかを。

アーリンもミュンヘンで外したが、彼は素晴らしいし、私がリヤドの一番好きなところは、PKを外しても俺にボールをよこせと言うことさ。それは選手を特徴付けるものだ。

ミュンヘンでの試合後を思い出した。アーリンに『PKを外した時はどう思った』と聞くと、彼は『次は決める』と答えた。

次のPKではなく、次のアクションでね。そして、彼はゴールを決めた。

彼らは過去にとらわれない。彼はミスった瞬間にゴールを決めると言った。

こういうメンタリティはビッグチームでプレーするにふさわしいものだ。

選手がいなければ、チームは成り立たない。 監督からではなく、彼ら自身から成るもの。

選手と契約する前にこういったことを発見するのは、最終的に違いを生むのでとても重要さ」

指揮官の指名ではなく、2人で話してキッカーを決めていたようだ。

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なお、FAカップ準決勝でのハットトリック達成は1958年以来のこと。

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