ツツジに染まる長崎の稲佐山 「まつり」29日から5月5日まで開催

鮮やかに咲き誇り、市民や観光客を楽しませているツツジ=長崎市、稲佐山公園

 長崎市の稲佐山公園でピンクや白のツツジが満開となり、訪れた市民や観光客を楽しませている。見頃は5月上旬ごろまで。
 同公園管理事務所によると、平戸ツツジや久留米ツツジなど計約8万本が植えられている。今年は暖かい日が続き少雨だったため、例年より4~5日ほど早く育っているという。
 来場者は散策したり、レジャーシートを広げて花を眺めながら談笑したり。満開のツツジをバックに記念撮影する家族連れも。バスツアーで訪れた北九州市の主婦、高田厚子さん(65)は「斜面いっぱいに咲き誇っていてきれい。新緑とのコントラストは最高ですね」と満足そうだった。
 恒例の「稲佐山つつじまつり」は29日~5月5日、同公園で開かれる。29日はカラオケ大会やダンスの披露のほかハタ揚げがあり、5月3~5日は音楽イベントがある。

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