キャンプ場の珍しい花「ヒトツバタゴ」 松浦・鷹島

【松浦】オアシス村でヒトツバタゴ見ごろ

 長崎県松浦市鷹島町の海浜キャンプ場「オアシス村」で、ヒトツバタゴが見頃を迎え、白く小さな花が住民や釣り客の目を楽しませている。施設内にはさまざまな木々が植えられており、平戸ツツジとも競演している。
 ヒトツバタゴは県内では対馬市内に群生している。同村がオープンした35年前、運営する森文廣さん(76)が知人から譲り受けた3本の苗木を植えたのが始まり。現在は約60本まで増えている。
 森さんは「これからキャンプシーズンという時に咲いてくれる。珍しい花なのでぜひ多くの人に見てほしい」と話す。入場無料で、バンガローなどキャンプ施設は有料。問い合わせは同村(電0955.48.3135)。

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