アスレチックス大敗 藤浪は8失点KOで開幕4連敗、防御率14.40

【アスレチックス3-18レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

アスレチックスはアドリス・ガルシアに3本塁打を浴びるなど、投手陣が18安打18失点と崩壊。打線もレンジャーズ投手陣の前に7安打3得点に終わり、3対18の大敗を喫した。レンジャーズ先発のアンドリュー・ヒーニーは打線の大量援護のなかで6回5安打2失点と先発の役割を果たし、2勝目(1敗)をマーク。アスレチックス先発の藤浪晋太郎は3回途中7安打8失点でKOされ、開幕4連敗(防御率14.40)になった。

1回表にジョーダン・ディアスのタイムリーなどで2点を先制したアスレチックスだが、リードした状態は長く続かなかった。直後の1回裏に藤浪が二死1塁からガルシアに5号同点2ランを被弾。2回裏にはマーカス・セミエンに勝ち越しタイムリーを浴び、ガルシアに死球を与えて不穏なムードとなる場面もあった。その後、ジョシュ・ヤングに2点タイムリー、ジョナ・ハイムに2点タイムリー二塁打を浴び、この回は一挙5失点。3回裏一死3塁となったところでマウンドを降りた。

3回裏のアスレチックスはセミエンとナサニエル・ロウのタイムリー、ガルシアの6号2ランで4失点。この結果、藤浪は2回1/3を投げて被安打7、奪三振2、与四球3、失点8という内容で、今季の防御率は14.40となった。

レンジャーズはその後も攻撃の手を緩めず、5回裏にはガルシアがこの試合3本目のアーチとなる7号2ラン。7回裏はガルシアの2点タイムリー二塁打、サンディ・レオンのタイムリーで3点を追加し、8回表にアスレチックスがヘスス・アギラーの2号ソロで1点を返したものの、8回裏には野手登板のジェイス・ピーターソンからエゼキエル・デュランがとどめの1号2ランを放ち、18対3の大勝となった。

レンジャーズのガルシアは5打数5安打8打点の大暴れ。二塁打2本、本塁打3本で放った安打5本はすべて長打だった。

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