上越地域の企業や団体が持つ個性を集め、新たな価値を生み出し、来場者に提案するイベント「ＵＭＩＤＡＳ（ウミダス）上越コレクション」が２３日、上越市戸野目古新田の謙信公武道館で開かれた。出店企業などでつくる実行委員会主催。午前１０時のイベント開始直後から、多くの子育て世代でにぎわった。
イベントには地域のホームビルダーやカフェ、フードショップ、コワーキングスペースや書店など約４０社が出店。入り口付近には、地域の菓子店で不可避的に出る廃棄食材を使った「お菓子の家」が登場。外壁に張られたクッキーの香りをかいだり、中に入って楽しんでいた。コワーキングスペースは子供向けのプログラミング体験会を開き、多くの人を集めた。
ホームビルダーは自社の取り組みをＰＲするだけでなく、丸太切りのタイムレースやかんなくずを使ったワークショップなどを開き、木と触れ合う機会を提供。コワーキングスペースは子供を対象にしたプログラミング体験会を開いていた。
夫と子どもを連れて参加した、同市内の女性は「体験できるイベントがいくつもあって楽しい。１周ではもったいないので、２周して帰ります」と話していた。
