Rソックスが8回表9得点で逆転勝利 吉田正尚1イニング2本塁打

【レッドソックス12-5ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

レッドソックスは1点ビハインドで迎えた8回表に一挙9得点のビッグイニングを作り、ブリュワーズに12対5で逆転勝利。今季成績を12勝11敗とし、アメリカン・リーグ東部地区最下位ながらも貯金生活に突入した。レッドソックス3番手のケイレブ・オートが今季初勝利(0敗)をマーク。ブリュワーズ4番手のマット・ブッシュは一死しか取れず2本塁打を浴びて3安打4失点と炎上し、今季初黒星(0勝)を喫した。

初回に吉田正尚の犠飛で先制し、2回までに3点のリードを奪ったレッドソックスだったが、4回裏にブライアン・アンダーソンの4号ソロで1点を返されるなど、5回終了時点で3対3の同点。7回裏にはオートの暴投でブリュワーズに勝ち越しを許した。

しかし、8回表に打線が爆発。ブッシュからジャスティン・ターナーの2号ソロ、吉田の2号ソロと二者連続本塁打で逆転に成功すると、そこから一死1・3塁のチャンスを作り、ブッシュを降板に追い込んだ。

ブリュワーズは慌ててハビー・ゲラを投入したが、ジャレン・デュランが二塁への盗塁を決め、一死2・3塁からコナー・ウォンが2点タイムリー。二死満塁とチャンスが広がり、ターナーの押し出し四球、吉田の3号グランドスラムで5点を追加してとどめを刺した。

「4番・左翼」でスタメン出場した吉田は、ライトへの犠飛、空振り三振、ファーストゴロ、ライトへの2号ソロ、ライトへの3号グランドスラムで4打数2安打6打点の大活躍。球団史上5人目、新人ではメジャー史上4人目となる1イニング2本塁打を達成し、今季打撃成績は打率.231、出塁率.329、OPS.729となっている。

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