バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)最終節最終日は23日、長崎市の県立総合体育館などで5試合が行われ、長崎ヴェルカは愛媛に92-52で大勝して通算43勝17敗の西地区2位でリーグ戦を終えた。今後は上位8チームによるプレーオフに進出。2戦先勝方式のトーナメント戦でB2優勝とB1昇格(2枠)を争う。
1戦目を落としていたヴェルカはこの日、立ち上がりから厳しい守備を披露。ターンオーバーを誘い、ボンズ、アギラール、小針らがインサイドを中心に得点を重ねた。リバウンド数でも相手を上回り、42-25で試合を折り返した。
さらに第3クオーターで一気に畳みかけて点差を広げた。序盤にボンズ、髙比良の3点シュートが決まり、さらに速攻から松本らが得点して65-35で第4クオーターへ。最後まで集中を切らさず、第28節香川戦で記録した今季最少失点の51に次ぐ失点数に抑えた。
プレーオフは5月5日に開幕。ヴェルカは佐世保市体育文化館で行われる準々決勝で熊本(西地区3位)と対戦する。試合日程は第1戦が5日(16時5分)、第2戦が6日(同)、第3戦にもつれた場合は8日(19時)。勝ち上がれば準決勝でA千葉(東地区1位)-青森(同5位)の勝者と顔を合わせる。