統一地方選挙の後半戦、尾道市長選挙は、結果が24日未明にまでもつれこむ大接戦となりました。
尾道市長選挙は、無所属・現職 平谷祐宏さんが、無所属・新人の亀田年保さんを303票の差でかわし、市制史上初めてとなる5選を果たしました。
5選を果たした 無所属・現職 平谷祐宏氏(70)
「次の4年間全力で、希望が溢れるような尾道の未来づくりに本当に全力で取り組んでいきたいと思います。(僅差となった)結果としては、やっぱり厳しく受け止めざるを得ないと思っていますので、基本的には、要するに、新しい町づくりが求められていると思っていますので、そのことを念頭に置いて取り組みをしていきたい」
平谷さんは、自民党や公明党のほか、連合広島などの推薦を受け、国や県との連携を強調するなどして選挙戦を展開しました。
民放の元社員の亀田年保さんは市政の刷新を訴え、競り合いましたが、届きませんでした。
303票差で及ばなかった亀田年保氏(53)
「新しい風を吹かそとうと思い、立ち上がりましたがその思いは叶いませんでした。また尾道に新しい風を吹かせて、尾道の未来を描いていきましょう」
投票率は、過去最低の56.34%でした。
また、大崎上島町長選挙は、無所属・新人の谷川正芳さん(64)が初当選を果たしています。