サンポート高松周辺の遊歩道化 にぎわい創出へ検討会「回遊できる空間作りを」

JR高松駅周辺が変わろうとしています。新たな施設の建設が進むサンポート高松周辺に、より一層のにぎわいを作ろうと「遊歩道化」に向けた検討が始まりました。

サンポート高松周辺の「プロムナード化」、いわゆる遊歩道化のイメージです。

現在は道路を挟んで分かれる駅や周辺施設を遊歩道でつないで一体化することで、エリア全体を盛り上げるのが目的です。

香川県庁で開かれた第1回の検討会議には行政や交通の関係者ら約40人が出席しました。

サンポート高松周辺はJR高松駅やバスターミナル高松港があり、香川の玄関口となっています。また、JR四国の駅ビル計画や香川県立アリーナの建設などさらなるにぎわい作りが進められています。

会議では有識者から周辺の渋滞対策についてや公共交通機関の乗り入れをどのように整備するかなどの意見があがりました。

会では今後大規模な交通調査や周辺利用者へのアンケートを行いながら検討を進めていくとしています。

(日本大学理工学部/中村英夫 教授)
「非常に楽しいエリアが連続して徒歩圏内にあるのは高松市の大きな魅力だなと、回遊できるような空間作りをしていくというのはこれからの高松市の発展に向けて非常にいい着眼点じゃないかなと感じています」

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