統一地方選挙 東京23区 女性区長が次々と誕生

4月23日投票が行われた統一地方選挙、東京23区の区長選の結果です。新たな女性区長が次々と誕生しました。

江東区では新人4人が立候補するなか、自民党の元衆議院議員、木村弥生さんが当選しました。木村さんは4月24日に新型コロナの陽性が判明したため、事務所で開かれた当選報告会には出席せず、午後にリモートで取材に応じました。
木村さん:「昭和の時代の圧力だとか組織とかいうものではないんだという、それを跳ね返す結果」

選挙戦は保守分裂の構図となり、元都議で自民党から推薦を受けた山崎さんは落選しました。
山崎さん:「私の力不足であった。その一言に限ります」

大田区長選は2つの蒲田駅を結ぶ「蒲蒲線」の整備計画の推進などを訴えた、新人の鈴木晶雅さんが当選しました。
鈴木さん:「蒲田のみならず、大森、そしてそれぞれの沿線の街づくりにつなげていけると思っています」

江戸川区長選は現職の斉藤さんが2期目の当選を果たしました。
斉藤さん:「先人の皆さんがしっかりと水害に強い街を作っていただいた。それをさらに伸ばしていきたいと思っております」

北区長選は、自民・公明・維新が推薦した新人の山田加奈子さんが当選。こちらも初の女性区長です。
山田さん:「心を込めてそして時間の限り尽くしていく。その思いで頑張っていきたい」

全国の区市長で最高齢だった88歳の現職・花川さんは破れました。
花川さん:「体力・気力を理解してもらえなかったのが残念だ」

文京区長選は、現職の成澤広修さんが5期目の当選です。

台東区長選は、現職の服部征夫さんが3期目の当選を果たしました。

墨田区長選は、現職の山本亨さんが、一騎打ちを制しました。

世田谷区長選は、現職の保坂展人さんが4回目の当選です。

4人が立候補した渋谷区長選は、現職の長谷部健さんが当選です。

前の区長が2月に亡くなった豊島区では、後継指名された新人の高際みゆきさんが当選しました。

板橋区長選は現職の坂本健さんが、5期目の当選を果たしました。

© TOKYO MX