地下鉄で初となるベビーカーのレンタルサービス「ベビカル」が利用開始

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は全国の地下鉄で初となるベビーカーのレンタルサービス「ベビカル」についてや、テレワークの導入が難しい業種の企業に対しての行われる都の早期導入支援を紹介しました。

◆地下鉄初"ベビーカーのレンタル”

都は、全国の地下鉄で初となる、ベビーカーのレンタルサービス、「ベビカル」を始めました。

ベビーカーのレンタルサービス「ベビカル」が設置されたのは、都営大江戸線の上野御徒町駅にあるツーリストインフォメーションセンター(授乳室)付近です。

「ベビカル」の使用は、専用ウェブサイトに会員登録したうえで、日時や場所を選んで予約します。

スマホに、予約のQRコードを表示して操作パネルにかざすと、ベビーカーを取り出すことができます。

料金は、ウェブ決済で、はじめの1時間が250円で、それ以降は30分ごとに100円です。

予約終了時間までに、貸し出し場所に返却してください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/04/10/04.html

◆テレワーク導入支援"伴走&助成金”

東京都は、テレワークの導入が難しい業種の企業に対して、伴走型支援を行い、早期導入を支援します。

「テレワーク導入ハンズオン支援コンサルティング」の対象となるのは、まだテレワークを導入していない、都内の中堅・中小企業などです。

経験豊富なICTなどの専門家が、現状や課題についてヒアリングを行い、企業の実情や課題に合わせて、三つのコースから適切なコースを選び、無料でコンサルティングを行います。

申し込み方法など、詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。

さらに、コンサルティングを受けた企業は、「テレワーク導入ハンズオン支援助成金」を活用することができます。

助成対象となるのは、テレワーク導入に係る費用です。

助成金額は、常時雇用する労働者が2人以上30人未満の場合は、対象経費の3分の2で、限度額は最大150万円です。

30人以上999人以下の場合は、対象経費の2分の1で、限度額は250万円です。

詳しくは、「東京しごと財団」のウェブサイトをご覧ください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/04/05/05.html
https://www.hands-on.metro.tokyo.lg.jp/
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/hands-on.html

◆企業変革に向けたDX推進支援事業

都は、都内中小企業のDX推進を支援する事業を始めます。

新規事業「企業変革に向けたDX推進支援事業」の支援の一つは、専門家派遣です。

専門家が現地を訪問し、支援方針を決める「準備支援」と、デジタル技術の導入検討から導入後のサポートまで一貫した支援を行う「DX推進アドバイザーによるトータル支援」があります。

もう一つの支援は、この「トータル支援」を受けた企業が対象の「助成金支援」です。

デジタル技術の導入・活用に必要な経費の一部が助成されます。

助成率は対象経費の3分の2以内で、限度額は100万円~1,000万円。
助成対象期間は1年間です。

詳しくは、東京都中小企業振興公社のウェブサイト「デジタル化推進ポータル」をご覧ください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/03/24/12.html
https://iot-robot.jp/

◆高尾山 デジタル技術で登山道案内

都では、高尾山の七つの登山ルートで、デジタル技術を活用した案内を行っています。

これは、高尾山山麓に設置された総合案内板にあるQRコードをスマホで読み取ると、山頂に向かう七つの登山道情報について、360°カメラの画像で状況を見ることができ、目的に応じた登山道が選べるというものです。

さらに、登山道の途中にある案内板では、生息する一部の野鳥などのAR動画を見ることができます。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/03/01/10.html

番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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