石川航「鍛えて10キロ増えました!」 チャリティプロアマで近況語る

チャリティイベントに参加、近況を語る石川航(左)と木村太一(大会提供)

石川遼の弟でプロゴルファーの石川航(わたる)が25日、埼玉・日高カントリークラブで「DMHC支援プロ・アマチャリティ~西山スマイルカップ~」に参加し、近況を語った。

石川は2021年12月にプロ転向、昨年は最終QTに進めずQTランク256位で今季はレギュラー、下部ABEMA両ツアーとの出場がほぼ見込めない。今後の予定は5月18日開幕のツアー「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」(茨城・取手国際ゴルフ倶楽部)と24日開幕のABEMAツアー「太平洋クラブ チャレンジトーナメント」(埼玉・太平洋クラブ江南コース)の推薦出場2試合だけだ。

当然、下積みの日々を送る。「兄をめっちゃ尊敬して、めっちゃ信頼してるので、兄の言うことを全部鵜呑みにしてしまう。昨年夏頃から一緒に回っても一切アドバイスはもらっていません」と、兄とはあえて距離を置いているという。「オフはショートゲームを中心にスコアを作る練習をしてきました。一打一打、状況を変えて、何球も打たずに。一期一会という感じです」と話した。トレーニングにも精力的で「ほぼ毎日、体重を測っています。昨年の今頃から10kg増えて、今は76kgです」と厚みを増した体がうれしそうだ。

数少ない試合出場となる今季の目標を「優勝争いを経験すること。試合は少ないですが、決勝に進んで最終組の2、3組前ぐらいでプレーしてみたいです」を語った。

また、桂川有人、清水大成と日大ゴルフ部同期の木村太一もイベントに参加。QTランク69位で臨む今季はABEMAツアー中心の戦いになる。「主戦場をABEMAに絞って、目標はレギュラーのシード権が取れる賞金王か3勝」と目標を語った。

大会は病気を持つ子どもたちの滞在施設を運営する公益財団法人「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(DMHC)」を支援する目的で開催された。

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