滑り込み出場の西村優菜 「新しい気持ち」で今季5戦目へ

今週はいたるところにパイプが置いてある(撮影/村上航)

◇JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ 事前(25日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)

西村優菜がウェーティングリストから滑り込みで出場を決め、今季米5戦目に臨む。前週「シェブロン選手権」を終えた時点で出場は確定しておらず、ウェーティング1番手に入っていた。

コースから見える貫禄あるホテル。名門らしい(撮影/村上航)

「木曜まで待つつもりだった」と現地での待機を見据える一方、25日(月)の予選会にもエントリー。テキサス州でシェブロン選手権を終えた日曜の夜、ロサンゼルス行きのフライトを待っていたところで、繰り上がりで出場決定の連絡が入った。

午後10時前にはロサンゼルスに到着したが、渋滞につかまり宿に着いたのは日付が変わるころ。「あれでマンデーだったらキツかった」とほっと息をついた。「今まで慎重にやっていたけど、結果うまくいっていない。新しい気持ちで挑んでみようと思います」と意識を切り替えて臨むつもりだ。

ブルックと練習ラウンド(撮影/村上航)

月曜はコースに入って練習を行い、火曜はブルック・ヘンダーソンらと練習ラウンドを18ホール。開幕前日はプロアマで9ホールを回る。

新たな気持ちで挑む(撮影/村上航)

昨年ウィルシャーCCで行われた「DIOインプラントLAオープン」は優勝スコアが15アンダー。今大会も伸ばし合いが予想される中、「毎日アンダーパーでいかないと」と気合を入れた。「余裕がないゴルフはしたくない。新しい気持ちで、楽しんでやりたいです」と笑顔で開幕を迎える。(カリフォルニア州ロサンゼルス/谷口愛純)

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