大谷翔平と9年ぶり“再会” 勝みなみ「肩を並べられるように頑張りたい」

狭いトンネルを抜けて1番ホールへ(撮影/村上航)

◇JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ 事前(25日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)

今季から米ツアーに参戦する勝みなみが、3試合ぶりの予選通過を目指して5戦目に臨む。3月「DIOインプラントLAオープン」で7位に入ったが、4月「ロッテ選手権」とメジャー「シェブロン選手権」は予選落ちに終わった。

この日は9ホールを回った(撮影/村上航)

「1試合はいい試合があったけど、まだ納得がいっていない」ともどかしさを胸に、予選落ちした2試合は週末にコースに残って何時間も球を打った。今週は日曜にロサンゼルスに入って近隣のゴルフ場を練習し、月曜、火曜と合わせて18ホールを回ってコースチェック。「良くなったり、違うなってなったり、すごく波がある」と試行錯誤を続けている。

3試合ぶりの予選通過を目指す(撮影/村上航)

24日(月)には息抜きの時間も取れた。大谷翔平投手が3番指名打者で出場した米大リーグ、エンゼルスのアスレチックス戦を本拠地アナハイムで観戦し、「2チーム合わせてホームランを7本見られた。久しぶりに観客としてアツくなれました」とリフレッシュした。

大谷さん見てきました(撮影/村上航)

大谷投手とは2014年、「スポーツニッポンフォーラムforAll2014」で一緒に表彰台に並んだことがある。当時、勝はアマチュアの16歳。大谷投手を間近で見るのはそれ以来で、大リーグで活躍する姿に刺激を受けた。

「もう少し、自分はやれると思う。自分も肩を並べられるように頑張りたい」と、米国での戦いはまだ始まったばかりだ。(カリフォルニア州ロサンゼルス/桂川洋一)

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