「#ワークマン女子」広島 初出店 アパレル市場 本格参入 表明の作業服メーカー ゆめモール西条に

作業服という従来のイメージからかなりの変化を見せています。アパレル市場に本格参入する作業服メーカーが、広島に新たな店舗を構えます。

ことし2月の発表会で、ファッションを全面にした新業態を秋から始めると明らかにした作業服大手のワークマン。

2018年に一般向けに機能性の高い商品を扱う「ワークマンプラス」、2020年には女性向けの「#ワークマン女子」などの業態を立ち上げてきました。

その「#ワークマン女子」が、広島・東広島市のゆめモール西条に出店し、あす27日、オープンします。県内初出店で、売り場面積は国内最大級です。

ワークマン 土屋哲雄 専務取締役
「ワークマンといえば、まず機能だったんですが、『#ワークマン女子』になりまして、もうちょっとデザインを重視しようとしている。より広いところに出ていくために、もっと『デザイン』というところでやっています」

ゆめモール西条側がターゲットとしている「若いファミリー層」にマッチする店舗です。

土屋哲雄 専務取締役
「『#ワークマン女子』は女子といっているが、男性ものもありますし、子ども用のものもあって、ファミリーのお客さまを狙っております」

貴船桃佳 記者
「全身、『#ワークマン女子』の商品でコーディネートさせてもらいました。アウトドアやちょっとしたお出かけの場面にも大活躍しそうです」

今回のコーディネートでは、全商品合わせて6480円とリーズナブルな価格設定で、パーカーは折りたたんでバッグにすることができます。

さらに、街中への買い物でも活躍しそうな商品が並びます。

貴船桃佳 記者
「こちらのファスナーを取りはずして、ひもを取り出すと、サコッシュにすることもできてしまいます」

こちらのスカートには、作業服のワークマンならではの、培われた水をはじく技術が応用されています。

ワークマン 女性衣料担当 多賀寛悦 さん
「水汚れにも強いですし、公園とかに出かけたときに汚れがつきにくいので、そういうところが通常のプリーツスカートと明らかに違う」

今後、「#ワークマン女子」は、広島県内では府中町や呉市のショッピングセンターにも出店予定だということです。

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