JR広島駅で見つかった不審な紙袋 爆発処理班出動などの対応はなぜ?

25日。トイレで不審物が見つかったJR広島駅。爆発物処理班が出動するなど警察の対応をテロ対策の専門家に聞きました。

25日午後3時20分ごろ。

「なお現在も新幹線は上下線とも列車の運転を見合わせております。」

不審な紙袋が見つかったのは正午過ぎ。届け出を受けたのはG7サミットへ向けて警備をしていた警察官でした。新幹線が運転を見合わせエキエの商業施設が一部閉鎖されるなど騒然となった広島駅。

警察の対応についてテロ対策などの専門家は・・・。

公共政策調査会 板橋功研究センター長

「時期的にG7サミットが迫っている。もう1か月を切っている人がたくさん集まるソフトターゲットで発生している。新幹線が通っているほぼ下に位置する場所なので、安全面を優先して対応したんだろうと思う。」

記者

「手順通り迅速に対応していたという評価?」

公共政策調査会 板橋功研究センター長

「多分そうだと思う。まわりから見るともうちょっと早くと思うかもしれないが、そんな簡単ではないということ。」

その後の調べで、紙袋の中にはアタッシェケースがありノートやカップ麺などが入っていたことが判明。紙袋は忘れ物だったことが分かりました。

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