メッツが2021年以来の4連敗 千賀は5回2失点でメジャー初黒星

【ナショナルズ1-4メッツ】@シティ・フィールド

3連敗中のメッツは2回表に連打で2点の先制を許すと、ナショナルズ先発マッケンジー・ゴアの前に打線が沈黙。7回表にはジャイマー・キャンデラリオの4号ソロでリードを広げられ、1対4でナショナルズに敗北し4連敗となってしまった。好投のゴアは3勝目(1敗)をマークし、4番手のカイル・フィネガンが5セーブ目を記録。メッツ先発の千賀滉大はメジャー初黒星(3勝)を喫してしまった。

連敗ストップを託されたメッツの千賀だったが、立ち上がりから制球が不安定。初回こそ四球でランナーを許しながら抑えたものの、2回も先頭に四球を与えると無死2・3塁とピンチが広がり、レーン・トーマスのボテボテの当たりが内野安打となって先制を許してしまった。千賀はさらにCJ・エイブラムスのタイムリーで2点目を失ったものの、続くピンチを3奪三振で切り抜けるとここから調子を上げ、5回94球、被安打5、与四球4、奪三振7、失点2の内容でマウンドを降りた。

なんとか千賀を援護したいメッツ打線だったが、ナショナルズの左腕ゴアを捉えることができず。3回裏にスターリング・マルテのタイムリーで1点こそ返したものの、6回まで毎回の10奪三振を喫してしまい、6回1失点の好投を許す。すると6回から継投に入ったリリーフ陣もこらえきれず、7回表にキャンデラリオのソロHR、8回表にアレックス・コールのタイムリーを浴びて力尽きた。

メッツはこれで2021年9月以来の4連敗。首位ブレーブスとの差が3ゲームに広がってしまった。主力投手の離脱が響き、序盤から失点するという展開が続いており、直近の試合は打線もやや低調。それでもジャスティン・バーランダーが翌週には復帰予定で、マックス・シャーザーの出場停止も日本時間5月2日に明けるなど明るい材料も多い。頼れる両投手の復帰までなんとか総力戦でつないでいきたいところだ。

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