ドイツ・ブンデスリーガの盟主としてその名を知られているバイエルン・ミュンヘン。もちろん国内では屈指の経済力を持っている。
健全経営を軸としているために選手ごとの差はそれほど大きくはないものの、やはりその中でも高すぎる選手や安すぎる選手が生まれてくる。今回は『capology』からバイエルンの「給料が高すぎる3名、低すぎる3名」をピックアップした。
▼高すぎる3名
サディオ・マネ
年俸:2200万ユーロ(およそ32.55億円)
今季のマーケットでリヴァプールからフリーで加入したサディオ・マネ。バイエルンで最も大きな額の給与を受け取っている選手であるが、監督とのトラブルやルロイ・サネへの殴打事件などで反感を買っている。
キングスレイ・コマン
年俸:1700万ユーロ(およそ25.15億円)
昨年1月に契約を2027年まで延長したキングスレイ・コマン。給与もかなり上がっているという。チーム内のランキングを見れば決して高すぎるというほどでもないが、ケガの多さが足を引っ張っている。
ライアン・フラーフェンベルフ
年俸:920万ユーロ(およそ13.61億円)
昨年アヤックスから1850万ユーロで獲得したフラーフェンベルフ。世界トップクラスの若手ボランチと言われたためお買い得だと評価されたものの、いまのところ主力としての扱いを受けていない。先行投資といえるこの年俸が後にどう評価されるか…。
▼低すぎる3名
エリック・シュポ=モティング
年俸:700万ユーロ(およそ10.36億円)
今季なんとバイエルンのトップスコアラーになっているシュポ=モティング。34歳ながら公式戦29試合で17ゴール4アシストといきなりエース級の扱いとなった。そのため契約を先日延長しているが、比較的安い額にとどまっているようだ。ただ成績面でのボーナスが加わっているとか。
バンジャマン・パヴァール
年俸:500万ユーロ(およそ7.4億円)
2019年に加入してから条件が変わっていないパヴァール。額については幅があるものの、各メディアで「給料はかなり低い」と伝えられている。パフォーマンスについては賛否両論あるが、レギュラークラスの選手としては珍しい立場だ。なお更新のオファーもまだないとのこと。
ジャマル・ムシアラ
年俸:500万ユーロ(およそ7.4億円)
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もはやシュポ=モティングと並んでバイエルンのエースとなった20歳の天才アタッカー。今季は公式戦42試合に出場するなどフル稼働しており、その中で15ゴール13アシスト。契約は2026年まで残っているが、クラブは当然ながら早くそれを更新したいと考えているという。プレミアリーグのクラブが狙っているとか…。