タイラー・ザ・クリエイター、米LA公演を開催当日に発表

現地時間2023年4月26日の朝、タイラー・ザ・クリエイターが米ロサンゼルスにあるエル・レイ・シアターで午後9時から【The Estate Show】と題したコンサートを行うことを開催当日に発表し、すぐさまチケットが完売した。

タイラーは自身のSNSに、チケットのリンクと共に「自分とマイクだけで、特別なことはない。ロサンゼルス」と綴った。彼がサプライズ公演を発表してからわずか2時間後、最新アルバム『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』をモチーフにした公演告知に掲載されたブリーフケースに“ソールドアウト”というタグがかけられた。

同アルバムは、2021年6月25日にコロムビア・レコードからリリースされ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した。また、2022年の【グラミー賞】で<最優秀ラップ・アルバム>を受賞している。さらに、今年3月31日に、ヴィンス・ステイプルズ(「STUNTMAN」)、エイサップ・ロッキー(「WHARF TALK」)、YG(「BOYFRIEND, GIRLFRIEND(2020 DEMO)」)との新しいコラボ曲を含む新曲8曲を収録したデラックス盤『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト: The Estate Sale』がリリースされた。今作は、米ビルボードの“Top R&B/Hip-Hop Albums”チャートで首位に返り咲き、3年連続で同チャート1位を獲得した初のアルバムとなった。また、昨年リリースされた『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』のアナログ盤の発売により、同アルバムはBillboard 200で再び1位を獲得していた。

今夜の公演のチケットを転売しようとするSNSの投稿に、タイラーは「入場時に身分証明が必要で、チケットの名前が一致しないと無効です。売れるといいね」と皮肉を込めて返答している。

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