ビリー・アイリッシュ、大規模なフェスでパフォーマンスするときの心境について語る

ビリー・アイリッシュが初めてジェームズ・コーデンが司会を務める『レイトx2ショー』にゲスト出演した時、彼女はオルタナティブ・ポップ界の前途有望な若い才能だった。それから6年が経ち、ビリーは今やNo.1シングルやアルバムを生み出し、様々な記録を更新し、ジェームズ・ボンドのテーマを担当し、世界中のアリーナやスタジアムを埋め尽くしている。

ビリーは最近、ラビリンスの「Never Felt So Alone」にボーカルで参加し、【コーチェラ2023】で彼と共演するなど、一時期の活動休止状態から復帰した。8月に開催される【ロラパルーザ2023】ではヘッドライナーとして出演予定だ。一方でコーデンは現地時間2023年4月27日の放送を最後に8年間務めた深夜番組の司会を終える。

その前日の26日の夜、ビリーは女優のナタリー・ポートマンと共に『レイトx2ショー』にトーク・ゲストとして出演した。コーデンは、今週ずっとゲストとそうしていたように番組の過去エピソードを振り返るために、テレビで「オーシャン・アイズ」を初披露するためにステージに上がろうとしていた当時15歳だったビリーの写真を取り出した。

この写真について彼女は、「とてもナーバスになっていて、気持ち悪かったことを覚えています。何年もずっと気持ち悪かったような気分でしたね。何をするにも気持ち悪くなっていました」と振り返っている。そして、当時楽屋を訪ねてきたコーデンが、“初めて間近に接したセレブ”だったと明かしている。

ビリーは、ドナルド・グローヴァーが手がけたドラマ・シリーズ『キラー・ビー』(原題:Swarm)に出演するなど、最近では女優業にも挑戦している。そんな彼女にとっての夢の役柄とはどんなものかと聞かれると、「“キラー・ビー”を打診された時、これだ!って思いました。ドナルド・グローヴァーは私にとって一番のヒーローですから。生涯のヒーローです」と語っている。

また、21歳になったビリーは、最近南米で行われた【ロラパルーザ】のヘッドライナーを務めたばかりだが、ミュージック・フェスティバルの大観衆の前でパフォーマンスをするときの気持ちについて、「フェスティバルをやるのは大好きで、一番好きなタイプのショーのひとつなんです」と述べ、「(大観衆が)まさに海だから……そこに立って(見ると)終わりのないくらいの人々。人生のどの局面でも得られない感覚です。本当に信じられないくらいです。常に集中しているのって難しかったりするんですが、フェスの場合は、自分のファンや観客ばかりではないので、何かを証明しなければならないような気がするんです」と語っている。

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