和合史上初2ウェイの予選ラウンド “渋滞”の17番パー3ではコールオンも

1組前の小鯛竜也のショットを見つめる時松隆光。全体を通して待ち時間は多かった(撮影/中野義昌)

◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(27日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

1960年の設立から63回目を迎えるトーナメントで大会史上初めて2ウェイで予選ラウンドがスタートした。

「東洋のマスターズ」と呼ばれた大会は、予選から大きく打ち下ろすパー4の1番で全選手がティオフする1ウェイが伝統だった。

一昨年は大雨の影響で初日が中止されて54ホール短縮競技、前年大会も2日目がサスペンデッドとなった影響で決勝ラウンドを2ウェイで実施するなど悪天候に悩まされる年が続き、競技完遂を最優先に考慮した大会側の意向で変更に踏み切ったという。

初日第1組のスタートは昨年の午前7時10分から午前8時30分となった一方、折り返しで約50分のインターバルが発生。選手は食事休憩などに充てた。池も絡む難度2番目の17番(パー3)ではティイングエリアで“3組待ち”となる時間帯もあり、後続組に打たせるコールオンを実施して対応。全体の進行は20分ほどの遅れにとどめた。

天気予報では2日目も晴れが続くものの、週末は雨が見込まれている。(愛知県東郷町/亀山泰宏)

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